新幹線ボックス席という言葉を聞いたことがありますか。
私は、家族や友人と出かける旅行が好きで、移動時間も楽しい時間にしたいといつも思っていました。
でも、普通の前向き座席では話しづらかったり、荷物が邪魔になったりすることもありますよね。
そんなときに知っておきたいのが、新幹線の「DEDE席」というボックス席の裏ワザです。
この方法なら、追加料金なしで向かい合わせの空間が作れて、駅弁を広げたり、トランプをしたりワイワイ楽しめます。
ただし、予約タイミングや車両による座席構造に注意しないと失敗することもあります。
この記事では、新幹線でボックス席を作る方法やおすすめの過ごし方、注意点までまとめて解説します。
自分も周りも楽しく快適に移動するために、ぜひ参考にしてみてくださいね!
新幹線ボックス席の作り方と魅力!DEDEを解説

新幹線での移動をもっと楽しくしたい、家族や友人との会話を楽しみながらゆったり移動したいと思ったことはありませんか。
そんなときにおすすめなのが「ボックス席」です。
中でも一般的な座席を活用して向かい合わせの空間をつくる「DEDE席」という方法は、普通車指定席でも実現できる裏技的な座り方として人気を集めています。
ここ記事では、その「DEDE席」のつくり方と魅力を、どこよりもわかりやすく紹介していきます。
方法はとてもシンプルですので、「向かい合わせにしたい」と思ったときにすぐ実践できます。
また、追加料金なしで活用できるのも大きなメリットです。
新幹線での旅が、ただの移動時間から“特別な空間”に変わりますよ。
結論:DEDE席を指定して向かい合わせにする
まず結論からお伝えしますと、新幹線でボックス席を実現する一番手軽な方法は、普通車指定席で「D席とE席」が2列連なっている場所(計4席)を予約し、片側の座席を回転させて向かい合わせにする方法です。
この「D席とE席」を2列確保する=DEDEの語源となっており、利用者の間で知られるカジュアルな呼び名です。
普通車の座席は回転式になっているため、背もたれの向きを変えることで、向かい合うボックス席を作ることができるのです。
これは座席の仕様を工夫して実現する方法で、公式に「ボックス席」と表示されているわけではない点に注意しましょう。
以下の表で、DEDE席の作り方を簡単に整理しました。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1 | 予約サイトで指定席を選ぶ |
| 2 | シートマップから「D席・E席」×2列分を選択 |
| 3 | 乗車後に片側の座席を回転させる |
| ※回転は乗車後に自分で行います | |
回転操作もとても簡単ですので、慣れてしまえばスムーズに行えます。
グループでの移動にはピッタリな座り方です。
ボックス席と個室の違いを押さえる
ボックス席と聞いて「個室のように仕切られているの?」とイメージする人もいるかもしれませんが、実際にはプライベート空間を強調しつつも完全な個室ではないという点がポイントです。
一方で、「個室」タイプの座席は仕切りのある車両に設置されていて、部屋そのものを専有できるのが特徴です。
どちらも座席4席ほどを囲む空間ですが、構造や料金、利用目的が異なります。
以下の表に、ボックス席と個室の違いをまとめました。
| 項目 | ボックス席(DEDE含む) | 個室 |
|---|---|---|
| 空間構造 | 仕切りなし(半個室的) | 壁や扉で完全に区切られた空間 |
| 料金 | 指定席料金のみでOK | 追加料金が必要な場合が多い |
| 利用目的 | 会話重視・ワイワイ楽しむ | プライベート重視・静かに過ごす |
| ※個室は車両・列車により設備が異なります | ||
「料金は抑えたいけどコミュニケーションは大事にしたい」という方には、ボックス席がぴったりです。
家族連れ、友人同士、ちょっとした打ち合わせをしたいときにも、ちょうどよいバランスの座席の形と言えるでしょう。
対応車両と路線を事前に確認
DEDE席としてボックス席を作りやすいのは、東海道新幹線の「のぞみ」「ひかり」「こだま」など、座席が回転する普通車指定席のある車両です。
ただし、すべての列車で必ずしもボックス席が作れるわけではありません。
車両形式や座席の構造によっては、回転機能が制限されている場合もあるため、予約前に対応車両かどうか確認しておくと安心です。
対応可能な主要路線と車両形式を、以下の通りまとめました。
| 路線 | 車両形式 | 備考 |
|---|---|---|
| 東海道新幹線 | N700系 | のぞみ・ひかり・こだま全て対応 |
| 東北・北海道新幹線 | E5系 | 普通車指定席にて座席回転可能 |
| 山陽新幹線 | N700系・700系 | JR西日本「ひかり」に一部ボックス席あり |
| ※運行状況により車両が変わる場合があります | ||
予約時にシートマップを確認しておくと、より快適な座席選びができます。
座席配置の確認は、「EX予約」や「スマートEX」などのサイトを使うと便利です。
新幹線のボックス席とは?知っておきたい基本

新幹線のボックス席は、日常の延長でありながらちょっと特別な空間を楽しむことができる座席スタイルです。
特別な構造を持つ席だけでなく、普通の座席を工夫して作ることもできます。
座席の構造や予約の工夫を知ることで、誰でも簡単に楽しむことができますので、基本からしっかり押さえていきましょう。
家族旅行にも、ちょっとした仲間内の移動にも、とても相性のよいボックス席の魅力をチェックしてみてくださいね。
ボックス席のレイアウトと座席番号の見方
新幹線の普通車指定席では、一般的に「3列+2列」の座席配列が採用されています。
これは、通路を挟んで左側に3人掛け(A席・B席・C席)、右側に2人掛け(D席・E席)が並んでいる形です。
この「2人掛け→通路→3人掛け」の構造を活用することで、ボックス席を自由につくる方法が広まりました。
具体的な座席番号の見方は、以下の表で整理しました。
| 座席位置 | 座席列 | 備考 |
|---|---|---|
| 窓側 | A席・E席 | 富士山などの景色を楽しむならE席(上り) |
| 通路側 | C席・D席 | トイレやデッキに出やすい |
| 中央 | B席 | 3人掛けの中央、やや狭め |
| ※車両ごとに座席配列が異なる場合があります | ||
ボックス席を作りたいときには、「D席とE席」を2列まとめて予約するのが基本です。
これにより、座席の回転を使って対面式の空間を作ることができます。
DEDE席(D+E列2人掛け×2組)の特徴
「DEDE」とは、左右2席ずつが対になった状態を表すカジュアルな呼び名です。
本来は座席の形式上「D席とE席を2列分確保する」というだけの意味ですが、この4席を回転させて対面にすることで、普通車でもボックス席のような空間を作ることができます。
DEDE席を作る魅力は、次の3つにまとめられます。
- 追加料金なしで利用できる
- プライベート感のある半個室空間が作れる
- 家族や仲間での一体感が高まる
以下に、公式ボックス席との違いを整理しておきます。
| 項目 | 公式ボックス席 | DEDE席 |
|---|---|---|
| 利用可能路線 | 主にJR西日本「ひかり」「こだま」 | 東海道新幹線など広範囲 |
| 座席設定 | 固定式、向かい合った配置 | 回転させて向かい合わせにする |
| 予約方法 | 「ボックス席」として予約 | シートマップで手動選択 |
| ※DEDE席は公式な座席名称ではありません | ||
DEDE席の良さは、自分で空間をつくる楽しさのある座席スタイルという点です。
シーンに合わせて活用すれば、移動時間がさらに楽しくなりますよ。
回転シートを使った向かい合わせの座り方
普通車指定席の座席は、多くの車両で回転式になっています。
この回転機能を使って向かい合わせにすると、ちょっとしたリビングのような空間が生まれます。
座席の回転方法はとても簡単で、力を使わずに背もたれの下を持ち上げるだけで回転できます。
以下に、向かい合わせにする手順をまとめました。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1 | 該当の座席に座る |
| 2 | 背もたれの下部にあるレバーを引く |
| 3 | 座席全体を後ろ方向へ回転させる |
| ※立ち上がって行うとスムーズです | |
座席を回す際には、周囲に人がいないか確認しながらゆっくり行いましょう。
落ち着いた環境を保ちながら操作することで、乗客みんなが快適に過ごせます。
慣れるまでは少し戸惑うかもしれませんが、一度体験するとクセになる心地よさです。
新幹線ボックス席を予約する方法とコツ
新幹線のボックス席は、ちょっとした工夫で誰でも楽しめる特別な空間です。
中でも、指定席をとって座席を回転させる「DEDE席」の活用は、予約時の操作で簡単に実現できます。
インターネット予約での操作や混雑時の工夫を押さえておけば、いつでも安心して確保できますよ。
今回は、ネット予約の具体的な手順から、自由席ではボックス席が作れない理由、また「DEDE席」をなるべく確実に押さえるコツまで、ひとつずつ分かりやすく解説していきます。
特に人気の時間帯や繁忙期には、早めの行動がポイントになります。
自分で席を選べるオンライン予約システムを使えば、シートマップで視覚的に配置を確認しながら取れるので安心です。
ネット予約で座席を指定する具体的手順
新幹線のボックス席を予約する際には、インターネットでの座席指定がとても便利です。
特に「DEDE席」を活用したい場合は、シートマップを見ながら複数席を同時に押さえることが大切です。
ここでは、「EX予約」や「スマートEX」などを使った具体的な操作手順をご紹介します。
なお、予約は乗車日の1か月前の10時から開始されますので、人気の日程は早めの行動がおすすめです。
| 手順 | 操作内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 会員ログイン | EX予約やスマートEXなどのサイトにアクセス |
| 2 | 乗車日・区間の入力 | 出発駅と到着駅、日時を正確に入力 |
| 3 | 列車を選択 | 希望の新幹線を選び「座席表」を選択 |
| 4 | シートマップ操作 | D席・E席の並びを2列選ぶ |
| 5 | 予約確定 | 支払い(クレジットカード決済など)を完了 |
| ※シートマップ表示がない列車もあります | ||
必ず「D席・E席」を隣接する2列で指定することが大切です。
予約後に変更することもできますが、座席が埋まってしまう前に行うのがコツです。
自由席ではボックス席が作れない理由
「自由席でもボックス席を作れるのでは?」と思う方もいらっしゃいますが、実は自由席ではボックス席を確実に作ることができません。
その理由は、自由席は座席があらかじめ決められておらず、乗車した順番でどこでも座れるスタイルだからです。
グループでの移動中に、4人分の隣り合った席を確保できる保証はありません。
| 項目 | 指定席 | 自由席 |
|---|---|---|
| 座席の確保 | 予約時に席を確保できる | 到着順に空席へ座る |
| ボックス席の構築 | シートマップで設計可能 | 保証がなく難しい |
| 料金 | 乗車券+指定席料金 | 乗車券のみ |
| ※自由席利用時は混雑状況に注意しましょう | ||
ボックス席でゆっくり過ごしたい場合は、指定席を選ぶのが安心です。
特に週末や連休など、人が多くなる時期は自由席の混雑が予想されますので、指定席予約をおすすめします。
混雑時でも確保できる時間帯と工夫
DEDE席を指定したいけれど、希望の4席が連続で確保できないこともあります。
そんなときは、混雑を避ける時間帯や予約の工夫を活用すると成功率が上がります。
例えば、平日の午前中や午後の早い時間帯は比較的空いていることが多いです。
また、駅発着時間の「始発」や「終電」の近くも、ボックス席を狙いやすいと言われています。
| ケース | 工夫 | 理由 |
|---|---|---|
| 繁忙期の場合 | 発売開始直後に予約 | 1か月前の10時に予約開始 |
| 席が埋まっている場合 | 前後の列車を確認 | 少し時間をずらすだけで空席あり |
| 混雑を避けたい | 平日昼間を選ぶ | 観光客や出張客が少ない時間帯 |
| ※状況に応じて検討しましょう | ||
席が取れなかった場合は、「変更」操作で再挑戦するのもひとつの方法です。
オンライン予約なら、空席状況の変化を見ながら何度でも確認できるので、こまめなチェックがポイントになります。
料金と座席の違いを徹底比較
新幹線のボックス席を考えたとき、多くの人が気になるのは「料金の違い」ではないでしょうか。
指定席、グリーン車、さらにボックス席を作るためのコストはどう違うのか、検討材料にしている方も多いと思います。
ここでは、指定席とグリーン車の料金差や、ボックス席を追加料金なしで実現する方法について詳しくお伝えします。
知らないと損する割引制度や早割プランも、最後にご紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね。
指定席とグリーン車の料金差
新幹線には大きく分けて「自由席」「指定席」「グリーン車」の3種類があります。
グリーン車はゆったりしたシートや静かな環境を提供してくれる高級車両ですが、料金がやや高めに設定されています。
ボックス席をつくるための「DEDE席」は、普通車指定席で実現できるため、グリーン車と比較するとリーズナブルです。
| 項目 | 指定席 | グリーン車 |
|---|---|---|
| 東京〜名古屋 | 11,300円前後 | 14,700円前後 |
| 東京〜新大阪 | 14,500円前後 | 19,000円前後 |
| 東京〜博多 | 22,000円前後 | 29,200円前後 |
| ※シーズンや列車によって変動します | ||
グリーン車は広い座席と充電コンセントなどが魅力ですが、家族やグループでの会話に重点を置きたい場合は、指定席を使ったボックス席がおすすめです。
料金だけでなく、用途に合わせた車両選択をしてみましょう。
ボックス席に追加料金は必要?
気になるのは、「ボックス席って追加料金がかかるの?」という点ですよね。
結論から言うと、通常の「DEDE席」を作る場合は、追加料金は一切かかりません。
普通車指定席の切符さえ購入していれば、座席を回転させてボックス席をつくることができます。
| タイプ | 追加料金 | 備考 |
|---|---|---|
| DEDE席 | なし | 指定席4席分の料金のみ |
| 公式ボックス席 | なし | 一部の「ひかり」「こだま」に設置 |
| 個室 | あり | 列車により追加料金が必要 |
| ※個室は車両によって仕様が異なります | ||
追加料金ナシで半個室のような空間をつくれることは、DEDE席ならではの魅力です。
人数分の指定席を予約するだけで、ちょっとしたプライベート空間が手に入ります。
おトクな早割プランと併用例
ボックス席づくりをよりおトクに楽しむなら、JR各社が提供する早割プランの活用をおすすめします。
「EX早特」や「e特急券」など、予約期限や利用条件を満たすことで割引を受けられるサービスがあります。
これらの割引プランは、指定席の範囲であれば外国からの観光客にも利用されています。
| プラン名 | 割引率 | 備考 |
|---|---|---|
| EX早特21 | 約15%オフ | 21日前までに予約が必要 |
| スマートEX早特 | 約10%オフ | 14日前までの購入で適用 |
| e特急券 | 300円〜割引 | EX-ICカード専用 |
| ※割引条件は時期・列車により異なります | ||
例えば、4人家族でEX早特21を活用し、DEDE席を確保すれば、通常よりもリーズナブルに移動が可能です。
早めに予定が決まっている場合は、早割プランとの併用がとてもおすすめです。
旅行や帰省など、予定が合う方はぜひ活用してみてくださいね。
家族&グループ向けの活用法とメリット
新幹線のボックス席を活用すると、家族旅行やグループでの移動がぐっと楽しくなります。
例えばおしゃべりしながら過ごしたり、同じテーブルを囲んで食事やゲームを楽しんだりと、向かい合わせで座るだけで旅の雰囲気が一段と明るくなるんです。
特に「DEDE席」を活用したボックス席は、まさに小さなリビングのような存在。
お子さん連れでも安心して使える半個室感や、仲間と自然に会話が盛り上がる距離感は、新幹線移動を思い出に残る時間にしてくれるはずです。
気軽に作れる“ちょっと特別な空間”として、とてもおすすめです。
この章では、ボックス席を家族やグループで活用する際の具体的なアイデアとメリットをご紹介します。
コミュニケーションが取りやすい向かい合わせ
ボックス席最大の魅力は、向かい合わせの座り方ができることです。
顔を見ながら話せるので、一緒に乗っている時間そのものが交流の場になります。
特に子どもやおじいちゃん・おばあちゃんが一緒の場合でも、自然と会話が生まれやすくなり、移動中の退屈さを感じさせません。
さらに、「みんなの顔が見える状態」で座っていると写真も撮りやすく、旅の思い出作りにも最適です。
| 座り方 | 特徴 | コミュニケーション |
|---|---|---|
| 向かい合わせ(ボックス席) | 対面で自然と会話が生まれる | ◎ 会話がしやすく一体感アップ |
| 横並び(通常座席) | 景色は見やすいが会話がしづらい | △ 隣の人とは会話しやすい |
| ※利用シーンに合わせて使い分けできます | ||
会話や遊びを楽しみたいなら、断然ボックス席が便利です。
家族みんなで旅行プランの確認をしたり、トランプなどのテーブルゲームを一緒に楽しんだりできますね。
テーブルや荷物スペースの位置
向かい合わせのボックス席は、通常の座席と比べてテーブルや荷物の扱いがしやすいというメリットもあります。
特に、新幹線の座席の間には折りたたみ式のテーブルがついているので、お弁当を広げるのにも便利です。
また、窓側の上部には棚があるので、キャリーバッグなど大きな荷物も収納できます。
座席の足元にもスペースがあるため、手荷物を足元に置いても邪魔になりにくいのが安心ですね。
| 荷物位置 | 対応できる荷物 | 使いやすさ |
|---|---|---|
| 座席上の棚 | キャリーケース、リュック | ◎ 大型荷物も収納OK |
| 座席の足元 | 手提げ、コンパクトバッグ | ○ 取り出しやすい |
| 座席間のテーブル | 飲み物、軽食、ゲーム道具 | ◎ 食事や遊びに最適 |
| ※混雑時は荷物の取り扱いに配慮しましょう | ||
大きな荷物を持っていても困らない安心感があります。
荷物の置き場が整理できると、移動中のストレスも減りますよ。
子供連れ・三世代旅行の工夫
ボックス席は、「小さな子ども連れでも安心して利用できる座席スタイル」としても人気です。
向かい合わせで座ることで、子どもの様子を常に確認できるため、親もリラックスして過ごせます。
また、おじいちゃんやおばあちゃんとの三世代旅行でも、自然と会話がふくらむので、思い出づくりのきっかけにもなります。
以下に、子ども連れのボックス席活用アイデアをまとめました。
| シーン | 活用方法 | ポイント |
|---|---|---|
| 食事中 | テーブルにお弁当を広げる | 子どものおやつタイムにも最適 |
| 遊び中 | トランプや塗り絵を出す | 移動時間が楽しい時間に変わる |
| 昼寝中 | タオルケットを敷いて横に寝かせる | 周囲を気にせず休める |
| ※混雑時は配慮を忘れずに | ||
工夫次第で“移動時間=遊び時間”にもなります。
子ども連れでの移動に不安がある方でも、ボックス席なら安心して楽しめるのが魅力です。
二人がけボックス席の快適ポイント
ボックス席というと4人グループ向けのイメージがありますが、実は「二人旅」でも快適に活用できます。
とくに、DEDE席の2人バージョンともいえる「DE×1列だけの向かい合わせ」は、ちょっとしたカップル席やプライベート空間として活用されることもあります。
静かに過ごしたい方や、特別な日のお出かけにもぴったりな座り方です。
“向かい合って座るふたりだけの空間”は、普通の座り方では得られない特別感があります。
この章では、二人向けの快適なボックス席スタイルの楽しみ方をご紹介します。
プライベート空間を確保できる
二人旅でのボックス席は、プライベート感がアップする座り方です。
同じ列の「D席とE席」だけを使い、向かい合わせにすれば、周囲が気になりにくい空間を確保できます。
前後に他の座席があるとはいえ、向かい合わせの座り方にすることで、ちょっとした個室気分を味わえます。
| 項目 | 通常座り | 向かい合わせ |
|---|---|---|
| 視線 | 横並びで前を向く | 向かい合って顔が見える |
| 会話しやすさ | 隣だと少し話づらい | ◎ 会話が自然と弾む |
| プライベート感 | 乗客の視線が気になる | ○ 周囲が気になりにくい |
| ※状況により座席の回転が難しい場合があります | ||
静かに過ごしたい二人にはぴったりのスタイルです。
旅行先の計画を立てながら、ゆっくり時間を過ごせますね。
窓側と通路側の使い分け
二人でDE席に座る場合、窓側と通路側のどちらに座るかは好みによって決められます。
窓からの風景を楽しみたい人はE席、トイレやデッキに出やすい位置がいい人はD席を選ぶのがおすすめです。
それぞれの良さを活かしながら、座り心地のよい位置を選んでみてくださいね。
| 座席位置 | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| E席(窓側) | 景色が楽しめる | 車窓を楽しみたい人 |
| D席(通路側) | 移動しやすい | こまめに席を立ちたい人 |
| ※状況に応じて席交換もOK | ||
それぞれの視点を活かしながら楽しむのも、旅の会話になるかもしれません。
窓の外に広がる景色も、新幹線ならではの楽しみですよね。
カップル旅行やおひとり様利用時の工夫
二人旅がもっと楽しくなる工夫として、DE席を使ったボックススタイルはとてもおすすめです。
ちょっと特別な雰囲気を演出したいカップルにも、広々と使いたいおひとり様にも使える座り方なんですよ。
たとえば、おひとり様利用なら「1席空けて座る」という方法もあり、周囲との距離を取りつつ快適に過ごせます。
| 利用スタイル | 座り方 | ポイント |
|---|---|---|
| カップル旅行 | 向かい合わせで会話を楽しむ | 旅行先の話で盛り上がれる |
| おひとり様快適旅 | 片側を空けて広々使う | 荷物置き場としても活用 |
| 女子旅などの2人グループ | テーブルを囲んでカフェ気分 | スイーツを楽しみながら景色も◎ |
| ※空席を独占する場合は周囲に配慮を | ||
カップルにもおひとり様にも万能なスタイルです。
旅の時間そのものを楽しむ座り方として、ぜひ取り入れてみてくださいね。
人気新幹線路線別:ボックス席の狙い目
新幹線のボックス席を使ってみたいけれど、どの路線でも同じように使えるわけではありません。
人気のある路線や車両によって、ボックス席を作りやすいものもあれば、そうでない場合もあります。
実は、新幹線ごとに「ボックス席に向いている車両」や「予約の工夫が必要な列車」があるんです。
路線ごとの特徴を知っておくことで、よりスムーズに予約がしやすくなります。
ここでは、東海道新幹線・東北・北海道新幹線・九州新幹線といった、主要な新幹線路線に焦点を当てて、ボックス席(DEDE席)を取りやすいポイントをご紹介します。
東海道新幹線(のぞみ・ひかり)のDEDE席
東海道新幹線は、日本の中でも最も利用者数が多い新幹線として知られています。
特に、のぞみやひかりの普通車指定席には、座席を回転させられる構造が採用されていますので、DEDE席(D席・E席×2列)を確保すれば、簡単にボックス席を作ることができます。
また、シートマップを活用して予約すれば、席の並びを確認しながら選ぶことが可能です。
| 列車名 | 対応座席 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| のぞみ | 普通車指定席(N700系) | 座席を回転してボックス席に |
| ひかり | 普通車指定席・一部ボックス席あり | 家族向けの公式ボックス席も |
| こだま | 空席が多い時間帯が狙い目 | ゆったり使いたいときに◎ |
| ※東海道新幹線の座席は全車回転シート対応です | ||
東海道新幹線は、最も「DEDE席」を活用しやすい路線です。
家族での旅行やグループ移動にもぴったりですよ。
東北・北海道新幹線のおすすめ車両
東北・北海道新幹線は、車両によって座席の構造が異なるため、ボックス席を作る際には注意が必要です。
代表的な車両である「E5系」や「H5系」は、普通車指定席でも回転シートが採用されているため、DEDE席を作ることができます。
ただし、車内の列配置(2+3列)が一定ではない場合もあるので、予約時のシートマップ確認が欠かせません。
| 車両形式 | 座席配置 | ボックス席適性 |
|---|---|---|
| E5系(はやぶさ) | 2+3列配置 | ◎ D・E席を使えば向かい合わせ可 |
| H5系(はやぶさ) | 2+3列配置 | ◎ E5系と同様の配置 |
| E6系(こまち) | 2+2列(普通車) | △ 各席独立型で回転は困難 |
| ※編成により異なる場合があります | ||
「はやぶさ」系であれば比較的安心してボックス席が作れます。
ただし、E6系「こまち」など合体編成では構造が異なるため、事前チェックをおすすめします。
九州新幹線でのボックス席活用術
九州新幹線には、「つばめ」や「さくら」といった、ゆったりした座席配置が魅力の列車があります。
一部の車両では、座席配置が「2+2列」になっている場合があり、向かい合わせの作り方が違ってくることも。
ただし、「さくら号(N700系)」などは、東海道新幹線と同じ構造の車両も使われているため、DEDE席も活用可能です。
| 列車名 | 座席構成 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| さくら | 2+2席配置、ゆったりめ | ◎ DE席を使って向かい合わせOK |
| つばめ | 座席がやや独立型 | △ 座席間スペースは広め |
| みずほ | 東海道との直通あり | ◎ 東京〜博多間でも活用可能 |
| ※N700系車両の場合、全席回転シート対応 | ||
九州新幹線の「さくら」は旅気分を高めたい人におすすめです。
足元も広めで、景色も素敵なので、向かい合わせで余裕ある旅を楽しめますよ。
旅行の過ごし方とアレンジアイデア
新幹線の旅をボックス席で過ごすと、移動中にできることがぐっと広がります。
ちょっとしたアイデアを加えるだけで、新幹線の車内がまるで小旅行のような雰囲気に。
ここでは、お弁当を広げたり、ゲームを楽しんだり、座席の配置を工夫したりと、家族や友人と一緒に楽しめる過ごし方を紹介します。
ボックス席ならではの“団らんスペース”を活用して、移動時間ごと楽しんじゃいましょう。
お弁当やお土産を広げるおすすめレイアウト
新幹線の醍醐味といえば、「駅弁」を食べる時間も欠かせません。
ボックス席にすれば小さなテーブルを囲んで、お弁当を広げるスペースとしても使えます。
また、旅先で買ったお土産をその場で味わうことができるのも魅力です。
お菓子を並べて「ちょっとしたピクニック気分」にしても楽しめます。
| アイテム | 活用シーン | ポイント |
|---|---|---|
| 駅弁 & 飲み物 | お昼ごはんや早めの夕食に | 中央テーブルを活用 |
| ご当地お菓子 | 気軽なシェアタイム | 小袋に分けて配りやすく |
| お茶・コーヒー | 旅の休憩タイムに | ふた付きカップなら安心 |
| ※周囲の乗客にも配慮し、音や匂いには注意を | ||
車内でも“旅ごはん”を満喫できます。
お弁当やお菓子を広げると、新幹線の中が一気に旅のワクワク空間に変わりますよ。
トランプ・塗り絵・ミニゲームの工夫
長時間の移動時間でも、ミニゲームを工夫すれば子どもから大人まで楽しめます。
特に向かい合わせのボックス席なら、小さめのカードゲームや塗り絵も快適です。
バランスよく使えるテーブルや荷物スペースを活用して、小さな「遊び時間」を作ってみてくださいね。
| ゲーム | 対象年齢 | 楽しみポイント |
|---|---|---|
| トランプ | 6歳~大人 | 2~4人でも盛り上がる |
| UNO | 5歳~大人 | 色と数字で簡単に遊べる |
| 塗り絵セット | 3歳~小学生 | 座って静かに楽しめる |
| ※小さな部品があるゲームは注意 | ||
ゲームや遊び道具は、事前準備をしておくと安心です。
家族や友人みんなが笑顔になる時間を、車内でも作れますね。
移動中でも快適なシートアレンジ
座席の角度を変えたり、足元を工夫すれば、ボックス席をもっと快適に過ごせます。
実は、座席配置だけでなく、ちょっとしたアイテムを持ち込むことで、くつろぎ度がアップするんですよ。
クッションやブランケットを活用すれば、長距離でも眠くなったときに安心して休めます。
| アイテム | 用途 | 効果 |
|---|---|---|
| クッション | 座面の高さ調整 | 腰痛対策にも◎ |
| ブランケット | 寒さ対策 | 冷房が強い時期に安心 |
| フットレスト | 足元をリラックス | 長時間移動でも疲れにくい |
| ※持ち込み荷物はコンパクトに | ||
移動中も“自分の空間”としてカスタマイズできます。
小道具を取り入れて、より快適なボックス席グッズ旅にしてくださいね。
トラブル回避とよくあるQ&A
新幹線のボックス席を楽しく使いたい気持ちは誰もが同じですよね。
ですが、座席が回らなかったり予約でトラブルになったり、荷物の置き場に困ったりと、思わぬハプニングに出くわすこともあります。
そんなときでも焦らずに対応できるように、よくあるトラブルとその対処法を整理しておくことが大切です。
ここではボックス席のよくある悩みをFAQ形式で解説し、安心して使うためのポイントをご紹介します。
実際に遭遇しやすいケースを知っておくと、旅の途中で慌てることなく過ごせますよ。
「座席が回転しない」場合の対応
新幹線の座席はほとんどの車両で回転できる仕組みになっていますが、まれに回転しない座席もあります。
これは、車両の先頭車両や最後尾車両の一部で、指定された方向に固定されていることがあるためです。
また、座席が故障していて回らない場合も珍しくありません。
そのときは、車掌さんや乗務員さんに声をかけると早めに対応してくれますので、迷わず相談しましょう。
| 確認ポイント | 対応方法 | 備考 |
|---|---|---|
| 車両の端の座席かどうか | 固定の場合がある | 回転不可仕様もあり |
| 座席のレバーが固くないか | 力をかけすぎない | 壊れている場合も |
| 乗務員に相談 | 近くの座席で調整可 | 混雑時は要相談 |
| ※座席回転は無理に行わず、係員へ相談しましょう | ||
座席が回らないときは、自己判断で無理をしないことが大切です。
乗務員さんに相談することで、安全に代替案を提案してくれることもありますよ。
予約ミスや他人との席トラブル防止策
シートマップを使って4席並びを予約したつもりが、実際には別の座席だった…というトラブルは少なくありません。
また、他の人が同じ席を予約してしまい、気まずい空気になることも。
事前に予約内容を見返すことや、乗車前にもう一度座席表を見て確認することで防げます。
ネット予約の場合、誤操作や反映遅延の可能性もあるため、こまめな確認が大切です。
| 項目 | 確認タイミング | 注意点 |
|---|---|---|
| 予約した列車と座席番号 | 予約直後 | シートマップで再確認 |
| 座席の列と向き | 乗車前 | 乗車ホームで掲示を確認 |
| チケットの名前一致 | 同行者と共有後 | 家族間での誤予約に注意 |
| ※混雑時は席替えが難しいため、早めの確認をおすすめします | ||
事前のダブルチェックが、トラブルを未然に防ぐカギになります。
特に繁忙期は座席の変更が難しい場合もあるので、慎重に確認しておきましょう。
荷物が多いときの注意点
ボックス席は広々しているので、荷物も置きやすくて便利です。
ただし、大きなスーツケースを持ち込む場合には注意が必要になります。
足元スペースや後方の荷物置き場などを賢く使って、他のお客さんの通行を妨げない工夫が必要です。
また、座席に置いた荷物でテーブルが使いにくくなることもあるため、配置を工夫することが大切です。
| 荷物の種類 | 置き場所 | ポイント |
|---|---|---|
| スーツケース | 車両端・足元 | 車輪が当たらないよう調整 |
| リュック | 網棚・座席下 | 倒れないよう固定 |
| 紙袋・お土産 | テーブル下・膝上 | 取り出しやすく配置 |
| ※混雑時は周囲の人への配慮を忘れずに | ||
ボックス席は荷物も“分けて置く”のがコツです。
スペースをうまく使って、心地よい移動時間を過ごしてくださいね。
ボックス席が取れないときの代替案
人気のボックス席ですが、タイミングや混雑状況によっては取れないこともあります。
そんなときに役立つのが「代替プラン」です。
向かい合わせで座れる席は、ボックス席以外にもいくつかあります。
ここでは、自由席やグリーン車、多目的スペースなどを活用して、少しでも快適に過ごすためのアイデアをご紹介します。
ボックス席がなくても、工夫次第で快適な旅は作れますよ。
自由席でできる向かい合わせ術
自由席でも、席の回転を活用すれば向かい合わせで座れる場合があります。
ただし、混み合っていたり、他のお客さんが座っている場合は難しいので、オフピークの時間帯を選ぶのがおすすめです。
比較的人が少ない始発駅で乗車すれば、座席の確保もしやすくなります。
| 方法 | おすすめ時間帯 | 注意点 |
|---|---|---|
| 始発駅で乗車 | 朝早く・夜遅く | 混雑が緩和されやすい |
| 一列まとめて座る | 平日昼間 | 家族連れでも確保しやすい |
| 車両後方を狙う | 時間帯問わず | 乗車率が低めな傾向 |
| ※混雑状況によっては難しいこともあります | ||
自由席でも少しの工夫で向かい合わせは可能です。
人数が少ないときや移動時間に余裕のあるときにぜひ試してみてください。
グリーン車や個室の活用
ボックス席が取れないとき、グリーン車に目を向けると快適な選択肢が見えてきます。
グリーン車は座席が広く、足元もゆったりしているので、向かい合わせにしなくても快適度は高いです。
特に「ひかり」や「さくら」など、一部の列車ではグリーン車が2+2列配置なので、2人でも使いやすいですよ。
| 項目 | ボックス席 | グリーン車 |
|---|---|---|
| 向かい合わせ | ◎ 回転で可能 | △ 基本前向き固定 |
| 座席幅 | 標準的 | 広めで快適 |
| 料金 | 指定席料金のみ | +グリーン料金が必要 |
| ※料金差はあるが快適度は高い | ||
快適さを重視するなら、グリーン車も立派な選択肢です。
向かい合わせでなくても落ち着いて過ごせるメリットがあります。
最新車両の多目的スペース活用
新幹線の最新車両では、多目的に使えるスペースが用意されていることがあります。
とくに「N700S」や一部のE5系新幹線などには、自由に使えるフリースペースや個室型のワークスペースがある場合も。
こうしたスペースをうまく使うと、移動時間もより有意義になります。
| 車両 | 特徴 | 用途例 |
|---|---|---|
| N700S | フリースペースあり | ちょっとした打ち合わせに |
| E5系 | ゆったりシートあり | 休憩や授乳などに |
| 一部編成 | 個室利用可(要予約) | 仕事・オンライン会議 |
| ※利用にはマナーを守りましょう | ||
最新車両の設備を活用すれば、旅の楽しみ方も広がります。
ボックス席がなくても、自分らしい旅のスタイルがきっと見つかりますよ。
新幹線ボックス席の用語集・基礎知識
新幹線のボックス席を使いこなすためには、座席の種類や車両ごとの違いを知っておくと安心です。
とくに「DEDE席」や「N700系」「E5系」など、見慣れない言葉は最初は少し戸惑いますよね。
でも大丈夫です。ここでは、誰でもわかるようにやさしく新幹線の座席にまつわる用語を解説します。
基本的な用語や座席構造を知っておくだけで、次の予約がスムーズになるはずです。
ボックス席での快適な旅に備えて、知っておきたいポイントをしっかり押さえていきましょう。
DEDE席とは?
新幹線の「DEDE席」とは、普通席のD席とE席が同じ列に横並びで配置されていることを指し、2列を使うことで向かい合わせのボックス席が作れる座席アレンジのことです。
これは正式名称ではなく、鉄道ファンや新幹線利用者の間で使われている通称です。
東海道新幹線の「のぞみ」や「ひかり」など、N700系車両で広く見られるレイアウトです。
通常は並列で前向きですが、座席を回転させることで家族やグループで向かい合って座れる、いわば“裏技”のような使い方ができます。
| 項目 | 内容 | メリット |
|---|---|---|
| 構造 | D席とE席が横に並び×2列で4席 | 4人グループに最適 |
| 予約方法 | シートマップで手動指定 | 狙った席を確保できる |
| 用途 | 向かい合わせ・食事・会話 | コミュニケーションしやすい |
| ※東海道・山陽新幹線の普通車で主に見られる配置です | ||
正式名称ではありませんが、DEDE席と知っておくとスムーズに説明できます。
ご家族や友だちとの旅行時にぜひ活用してみてくださいね。
N700系・E5系など車両の違い
新幹線の車両には「N700系」「E5系」「H5系」など、さまざまな種類が存在します。
車両ごとに座席配置や空間の広さ、シートの回転機能などが異なることがあるので、ボックス席を作る場合は事前の確認が欠かせません。
ここでは、代表的な車両の特徴を一覧で比較しながらご紹介します。
| 車両形式 | 主な路線 | 座席構成 | ボックス席対応 |
|---|---|---|---|
| N700系 | 東海道・山陽・九州新幹線 | 2+3列(普通車) | ◎ 座席回転で向かい合い可 |
| E5系 | 東北・北海道新幹線 | 2+3列(普通車) | ◎ D・E席を活用して実現 |
| H5系 | 北海道新幹線 | 2+3列(普通車) | ◎ E5系と同様に対応 |
| ※一部カテゴリにより対象外の場合もあり | |||
車両の種類によって座席配置が微妙に違う点は注意が必要です。
とくに合体編成や特別仕様車の場合、DEDE席が作れないこともあります。
座席回転・固定などシート機能
多くの新幹線車両では、座席を回転させることができるように設計されています。
これにより、進行方向に合わせて前向きで座ったり、グループで向かい合わせに配置したりすることができるんです。
ただし、一部の車両や座席では回転しないケースもあるため、事前に車両情報をチェックすることが大切です。
| 機能 | 対象車両 | メリット |
|---|---|---|
| 回転シート | ほぼ全車両(普通車) | 向かい合わせや前向きに変更可能 |
| 固定シート | 先頭車・一部指定席 | 進行方向に固定されている |
| リクライニング機能 | 普通車・グリーン車 | 長距離移動でもリラックス |
| ※固定シートは一部車両でのみ採用されています | ||
向かい合わせにできるかどうかは車両次第です。
新幹線に乗るときは、車両のタイプや座席番号に注意して選んでみてくださいね。
まとめ:新幹線ボックス席で特別な旅を
ここまで、新幹線でボックス席を作る方法や注意点、車両ごとの違いなどを詳しく見てきました。
グループ旅行や家族旅行では、移動時間をいかに楽しむかも旅の満足度に直結します。
ボックス席をうまく活用すれば、新幹線の中でもひとつの「旅の空間」が作れます。
座席選びや予約のコツを押さえた上で、楽しく快適な移動時間を過ごしてくださいね。
予約のタイミングと座席選びがカギ
ボックス席は人気があるため、確保するには予約タイミングがとても大切です。
通常、指定席の予約は乗車日の1か月前の午前10時から開始されます。
早めにシートマップをチェックして、D席とE席の2列を狙うことで確実にボックス席が作れますよ。
| 項目 | 推奨タイミング | やること |
|---|---|---|
| 乗車日の決定 | 1か月以上前 | 候補日を複数リストアップ |
| 予約開始時間 | 乗車1か月前10:00〜 | すぐに予約サイトへアクセス |
| 座席配置 | 予約前・予約時 | シートマップでDEDE席確認 |
| ※混雑時期は発売直後に満席になる場合もあります | ||
狙っている列車がある場合は、予約開始と同時に動くのがコツです。
早めの行動が、思い通りの席を確保する近道となります。
グループ旅行はコミュニケーション重視
ボックス席の最大のメリットは、お互いの顔を見ながら会話ができることです。
家族や仲間と移動時間も楽しく過ごすことで、旅の気分もぐっと高まります。
食事やゲームなど、ボックス席だからこその楽しみ方を見つけてみてくださいね。
| アクティビティ | 必要なもの | 楽しみポイント |
|---|---|---|
| 駅弁タイム | ご当地弁当・飲み物 | テーブルでシェアできる |
| トランプ・UNO | 小型カードゲーム | 対面なのでやりやすい |
| 観光プラン相談 | スマホ・ガイドブック | 全員でワイワイ決められる |
| ※静かに遊べるゲームが周囲にも配慮できて安心です | ||
移動時間を“思い出の一部”にしてくれるのがボックス席です。
一緒に過ごす時間が増える分、旅の内容も濃くなりますね。
おトク&快適に新幹線を使い倒そう
新幹線には、ネット予約による早割プランや、セット割引などのおトクなサービスも充実しています。
便利に使いこなせると、移動費を抑えながらも快適で楽しい旅が実現できます。
ボックス席を活用するなら、座席確保と同時にこうしたおトクなプランのチェックも欠かせません。
| 方法 | 詳細 | 節約ポイント |
|---|---|---|
| EX早特プラン | ネット限定・早期割引あり | 最大30%OFFも |
| 往復割引 | 往路・復路を同時予約 | 運賃部分が割引適用 |
| 宿泊セット | 新幹線+ホテルのセット | 総額で節約できる |
| ※プランにより予約期限や条件が異なります | ||
楽しい旅は、ちょっとした節約と工夫から生まれます。
新幹線を上手に活用して、特別な旅をお過ごしくださいね。

