知育ブロックって、種類が多すぎてどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
でも、年齢に合ったブロックを選ぶだけで、遊びながら「考える力」「集中力」「空間認識力」を自然に伸ばすことができます。
この記事では、0歳〜小学生までの成長段階に合わせて、どんなブロックがどの能力を育てるのかを分かりやすく解説。
さらに、実際のおすすめ商品・比較表・発展的な遊び方までをまとめた“知育ブロック完全ガイド”です。
初めて買う方も、すでに遊んでいる方も、「うちの子にピッタリなブロック」が見つかります。
知育ブロックとは?遊びながら脳を育てる最強の教材

子どもが夢中になって遊ぶ「ブロック」。
実はただの遊びではなく、脳の発達を促す“学びの道具”なんです。
この章では、知育ブロックがどんな力を伸ばすのか、そして種類ごとの特徴を分かりやすく整理していきます。
知育ブロックで育つ3つの力(思考力・空間認識・手先の巧緻性)
知育ブロックの魅力は、「考える力」「空間をイメージする力」「手を使う力」がバランスよく伸ばせる点にあります。
ブロックは“頭と手を同時に使うトレーニング”といわれるほど、脳への刺激が豊富です。
| 育つ力 | 内容 | 具体的な効果 |
|---|---|---|
| 思考力 | どう組み立てるかを考える | 問題解決力・論理的思考の基礎 |
| 空間認識 | 立体を頭の中で想像する | 算数・図形理解・プログラミング的思考 |
| 手先の巧緻性 | 指先を細かく動かす | 集中力・器用さ・脳の神経発達 |
例えば、2歳児がブロックを「積む」だけでも、手先の感覚とバランス感覚を同時に鍛えています。
そして、3歳を過ぎると「どうしたら高く積めるかな?」と試行錯誤が始まり、自然と考える力が育ちます。
まさに遊びながら脳の回路を作っているんですね。
知育ブロックの種類と特徴を簡単に整理
知育ブロックは形や構造によって大きく3つに分けられます。
それぞれが異なる力を育てるため、年齢や成長段階に合わせて選ぶのがポイントです。
| タイプ | 主な特徴 | 代表的な商品 |
|---|---|---|
| 積むタイプ | 重ねて高さを出す。バランス感覚が育つ。 | 積み木、レゴデュプロ、メガブロック |
| 組むタイプ | パーツを連結して形を作る。発想力が伸びる。 | 学研ニューブロック、LaQ、ジスター |
| くっつくタイプ | 磁石や吸盤で一瞬で形ができる。図形脳を刺激。 | ピタゴラス、マグビルド、ピカソタイルズ |
どれか一つに絞る必要はなく、「積む」「組む」「くっつく」を組み合わせることで、遊びの幅は無限に広がります。
次の章では、そんなブロックを「失敗せずに選ぶ」ためのポイントを整理していきます。
失敗しない!知育ブロックの選び方3ステップ

ブロック選びは、子どもの成長に直結する大切なステップです。
「なんとなく人気だから」「有名ブランドだから」という理由だけで選ぶと、遊ばれずに終わってしまうことも少なくありません。
ここでは、年齢や発達段階に合った知育ブロックを選ぶための3つのポイントを紹介します。
年齢に合ったサイズと構造を選ぶ
まず大切なのは、「ブロックのサイズと構造が今の子どもに合っているか」です。
例えば、1歳前後の赤ちゃんにレゴのような小さなパーツを与えるのは誤飲のリスクがあります。
逆に、5歳を過ぎた子に大きなソフトブロックを渡すと、簡単すぎてすぐに飽きてしまうでしょう。
| 年齢 | おすすめサイズ | 代表的なブロック |
|---|---|---|
| 0〜1歳 | 誤飲防止の大型パーツ | 布製つみき、デュプロ、ソフトブロック |
| 2〜3歳 | 少し小さめで軽い構造 | ニューブロック、ブロックラボ |
| 4歳以上 | 細かいパーツや立体構造 | LaQ、マグビルド、レゴクラシック |
「今ちょうど手に馴染むサイズ」を選ぶことが、集中して遊べる鍵です。
年齢が上がるにつれて、より小さく・複雑な構造のブロックへステップアップしていきましょう。
「伸ばしたい能力」から選ぶ
ブロックの種類によって育つ力が異なるため、目的を意識して選ぶのも効果的です。
たとえば、空間認識を伸ばしたいならマグネット系、発想力を鍛えたいなら組み合わせ系が適しています。
| 伸ばしたい能力 | おすすめタイプ | 理由 |
|---|---|---|
| 手先の器用さ | 積み木・デュプロ系 | つまむ・積む動作が指の発達を促す |
| 発想力・創造力 | ニューブロック・LaQ系 | 自由な構造でイメージを形にできる |
| 論理的思考・図形脳 | 磁石ブロック・スロープトイ | 因果関係や立体構造を試行錯誤できる |
目的を決めることで、「遊び=学び」に変わります。
親が意識的に環境を整えることが、子どもの才能を引き出す第一歩です。
安全性と素材(木・布・プラスチック)の違いを理解
最後のポイントは、安全性と素材選びです。
特に低年齢のうちは「舐めても安心」「角が丸い」「重すぎない」が基本です。
| 素材 | 特徴 | おすすめ年齢 |
|---|---|---|
| 布・EVA(柔らか素材) | 軽くて安全。室内遊びに最適。 | 0〜1歳 |
| 木製 | 重みと香りで五感を刺激。感性を育てる。 | 1〜3歳 |
| プラスチック | 形が正確で組みやすい。細かい作品づくりに向く。 | 3歳以上 |
さらに、「STマーク」や「CEマーク」がある製品を選ぶと、安全基準をクリアしていることが確認できます。
素材の違いを理解しておくと、年齢に応じた最適なブロックを自然に選べるようになります。
次の章では、実際に年齢ごとのおすすめブロックを具体的に紹介していきます。
【年齢別】おすすめ知育ブロック完全ガイド
ここからは、実際に「年齢別」で最適な知育ブロックを紹介していきます。
子どもの発達段階に応じて、刺激すべきポイントや安全に遊べる素材は大きく異なります。
“年齢に合ったブロック選び”こそが、知育効果を最大化する鍵です。
0歳〜1歳:安全第一!「触って・掴んで・舐めて」学ぶ時期
この時期は、まだ形を作ることよりも「感触」や「音」「色」による刺激が大切。
おすすめは、布製・お米素材・木製など、口に入れても安心なタイプです。
- 布製つみき:投げても痛くない。洗濯できるタイプも◎
- お米のつみき:天然素材で舐めても安心。日本製ならさらに安心感あり
- 木製積み木:重みと香りで五感を育む。無塗装タイプが理想
おすすめ例:
- アガツマ「アンパンマン お米からうまれたつみきDX」
- オークヴィレッジ「寄木の積み木」
- エド・インター「デザインつみき」
ポイント:
投げても壊れず、音が静かなものを選ぶとマンションでも安心です。
1歳半〜2歳:自由に「積む」から「組む」へ!創造力の芽が伸びる時期
「バナナみたい」「電車みたい」など、見立て遊びが始まる時期です。
この時期は、“自分の力で形を作る快感”を味わえるブロックを選びましょう。
- ニューブロック:柔らかく安全、保育園でも定番のロングセラー
- レゴデュプロ:指先の発達に最適。誤飲しない絶妙なサイズ感
- アンパンマン ブロックラボ:キャラクターで興味を引き出す
おすすめ例:
- 学研「ニューブロック たっぷりバラエティセット」
- レゴ「デュプロ どうぶつのかぞく」
- バンダイ「ブロックラボ くるくる遊園地セット」
ポイント:
キャラクターをきっかけにブロック遊びへ興味を持たせるのも効果的です。
3歳〜4歳:図形脳が育つ!「磁石ブロック」&「スロープトイ」期
「立体を作る」「ボールを転がす」といった複雑な構造遊びに夢中になる年齢です。
くっつけるだけで形ができるマグネット系ブロックは、平面→立体への理解を促します。
- ピタゴラス:算数的思考を育てる。磁石が極性なしでストレスフリー
- マグビルド:透明素材で光の美しさを楽しめる
- くもん くみくみスロープ:試行錯誤と因果関係を学べるスロープトイ
おすすめ例:
- ピープル「ピタゴラス 知育いっぱい!ボールコースター」
- KitWell「マグビルド スロープセット」
- くもん出版「くみくみスロープ」
ポイント:
遊びながら「こうすれば、こうなる」を体験できる仕組みを取り入れると◎
5歳〜小学生:論理力・設計力を高める「LaQ・レゴ・ナノブロック」期
この頃になると、集中力・指先の巧緻性が大人並みに発達します。
細かいパーツを使って、実際の構造物や動く機械を作る遊びがぴったり。
- LaQ(ラキュー):日本発の知的パズル。平面→立体を思考で組む
- レゴ テクニック:ギアやモーターを使い、機械工学的な学びに最適
- ナノブロック:大人も夢中になる極小ブロック。集中力アップに◎
おすすめ例:
- LaQ「ベーシック400 ファーストセット」
- レゴ「テクニック 地球と月の周回軌道」
- カワダ「ナノブロック HIKARIIROシリーズ」
ポイント:
作った作品を飾ることで、達成感と「つぎはもっとすごいものを!」という意欲が育ちます。
親子での“複合遊び”が最強
最後に覚えておきたいのは、ブロック遊びは「混ぜてOK」ということ。
たとえば、レゴの街の中にマグネットの塔を建て、くもんのスロープでボールを転がす…。
組み合わせこそが創造性を最大限に引き出す秘訣です。
次章では、遊びを“学び”に変えるための具体的な工夫と応用アイデアを紹介します。
遊びを“学び”に変える!知育ブロックの活用アイデアと発展ステップ
ブロックは、ただ積み上げるだけでも十分楽しいですが、遊び方を少し工夫するだけで「学びの教材」に変わります。
ここでは、年齢を問わず「もっと知育効果を高める」ためのブロック活用法を紹介します。
①「テーマ」を与えてストーリーを作る
自由に作る遊びに、ちょっとした「お題」を加えるだけで、考える力が一気にアップします。
たとえば――
- 「動物園を作ってみよう」→分類・空間構成の力を育てる
- 「地震に強いタワーを建てよう」→実験・比較の力を養う
- 「ブロックで絵本の1ページを再現してみよう」→創造力+表現力アップ
「どうしたら倒れない?」「橋をつなぐには?」といった会話の中に、自然と理科・算数的思考が生まれます。
②「現実世界」とつなげる
ブロック遊びを、実際の建物・乗り物・自然と結びつけることで、子どもの探究心が広がります。
例えば:
- お出かけ先で見た「観覧車」や「消防車」を家で再現
- マグネットブロックで「風車」や「太陽光パネル」などSDGsをテーマに制作
- 図鑑や地図と連動させ、「ブロック地球儀」や「ブロック動物園」を作る
「現実→想像→再現」のサイクルを繰り返すことで、観察力・再構築力が身につきます。
③「複合ブロック」でSTEAM教育に発展
ブロック遊びは、まさにSTEAM教育(Science・Technology・Engineering・Art・Mathematics)の原点。
最近では、磁石ブロック+スロープトイ、レゴ+モーターなどを組み合わせることで、より高度な学びに発展させることができます。
おすすめの組み合わせ例:
| 組み合わせ | 育つ力 |
|---|---|
| マグネットブロック × ボールコースター | 重力・角度・速度の理解(理科) |
| レゴ × モーターセット | 機構理解・プログラミング的思考(技術) |
| LaQ × 図形カード | 展開図・立体構成(算数・美術) |
遊びの中に「仮説→実験→結果→修正」の流れが自然に生まれ、論理的思考と創造性が同時に鍛えられます。
④「失敗」を楽しむ環境をつくる
ブロック遊びで最も重要なのは、「うまくいかなくても面白い」と思える環境です。
崩れても、倒れても、それは学びのチャンス。
親が「もう一回やってみよう!」と声をかけることで、挑戦する心と粘り強さが育ちます。
ブロックで崩れない塔を作ることよりも、
「崩れても何度でも立ち上がる心」を育てることが、知育の本質。
親が“正解”を教えすぎず、見守る姿勢を持つことで、子どもの自己肯定感は確実に高まります。
⑤「飾る」「記録する」で達成感を育てる
せっかく作った作品は、ぜひ「片付ける前に残す」習慣を。
- 写真に撮ってアルバム化する
- 1週間だけ棚に飾って「作品ギャラリー」にする
- 動画で「説明プレゼンごっこ」をする
作品を残す体験が、「自分は作れる」「考えられる」という自己効力感を高めます。
次の章では、そんな知育ブロックの「種類別おすすめ比較」を一気にまとめます。
種類別おすすめブロック徹底比較!レゴ・ニューブロック・磁石ブロック・LaQの違い
数ある知育ブロックの中でも特に人気が高いのが、レゴ・ニューブロック・磁石ブロック・LaQの4大シリーズです。
ここでは、それぞれの特徴・対象年齢・知育効果を分かりやすく比較します。
タイプ別比較早見表
| ブロック名 | 対象年齢 | 構造タイプ | 特徴 | 育つ力 |
|---|---|---|---|---|
| レゴ(デュプロ含む) | 1.5歳〜大人 | 積む・はめる | 世界標準のブロック。テーマが豊富で発展性抜群。 | 空間認識力・集中力・構成力 |
| ニューブロック(学研) | 2歳〜8歳 | 組む(差し込み) | やわらか素材で安全。自由度が高く、保育園でも定番。 | 創造力・試行錯誤力・指先の巧緻性 |
| 磁石ブロック(マグビルド・ピタゴラス) | 3歳〜10歳 | くっつく(磁力) | 一瞬で形が完成。平面→立体への理解に最適。 | 算数的思考・立体感覚・論理力 |
| LaQ(ラキュー) | 4歳〜大人 | 細かく組む(ジョイント式) | 日本発の知的パズル。7種類のパーツで無限の形を創造。 | 図形認識・集中力・思考力 |
それぞれのブロックには明確な「強み」と「向いている時期」があります。
以下で、各ブロックの特徴とおすすめの選び方を詳しく解説します。
① レゴ(LEGO):世界基準の王道ブロック
世界中で最も有名なブロック。「想像したものを現実にする力」を育てます。
- デュプロシリーズ:1歳半〜3歳向け。大きくて安全。動物・列車などのテーマが人気。
- クラシックシリーズ:4歳〜。自由な創作に最適。
- テクニック・アーキテクチャー:上級者向け。機械構造やデザイン力を養う。
親子で遊びやすく、シリーズを買い足すことで“成長とともに遊びが進化”します。
「最初の知育ブロック」としても、「最後のホビー」としても完成度が高い万能選手。
② 学研ニューブロック:柔らかくて安全、想像力特化型
保育園・幼稚園で定番の安心ブロック。中空構造で軽く、踏んでも痛くないのが特徴。
子どもが自分で作りたい形を“自由に表現できる”構造になっています。
- 柔らか素材で安全。投げてもケガしにくい。
- ロボット・剣・車など「男の子的創作」がしやすい。
- 追加で「プログラミングセット」や「モーターセット」に拡張可能。
創造力を伸ばしたい2〜5歳児には最適。
“自由な表現力”を重視する家庭におすすめです。
③ 磁石ブロック(マグビルド・ピタゴラス):図形脳を刺激する立体思考トレーニング
「くっつく感触」で立体の仕組みを感覚的に学べるのが磁石ブロックの最大の特徴。
平面の図形を組み合わせて立体を作ることで、自然と展開図・角度・重心を理解します。
- ピタゴラス:算数教育志向。極性を気にせずくっつく設計。
- マグビルド:スケルトン素材で光を通す。芸術的な作品に最適。
- ピカソタイルズ:コスパ重視の海外ブランド。互換性もあり。
特に3〜7歳で図形センスを伸ばすなら、磁石ブロックは必須級。
遊びながら“算数の素地”を作る最高の教材です。
④ LaQ(ラキュー):平面から球体まで作れる日本発の知育革命
たった7種類のパーツを組み合わせて、立方体・球体・昆虫・ロボットなど何でも作れる、脳トレ系ブロックの頂点。
組み合わせ時の「パチッ」という音が快感で、集中力を持続させる効果も。
- 手先を細かく動かすので巧緻性が抜群に伸びる。
- 図形感覚・空間認識を遊びながら学べる。
- 書店で気軽に買い足せるので継続しやすい。
4歳以降〜小学生に特におすすめ。
静かな時間にじっくり没頭する遊びとしても最適です。
まとめ:ブロック選びは“目的と年齢のバランス”が大切
どのブロックにも優れた特徴がありますが、目的に応じて選び分けることがポイントです。
| 目的 | おすすめブロック |
|---|---|
| 安全に始めたい | 布・お米・木製積み木 |
| 想像力を伸ばしたい | ニューブロック・LaQ |
| 図形脳を育てたい | マグビルド・ピタゴラス |
| 長く遊びたい・親子で楽しみたい | レゴ(デュプロ→クラシック→テクニック) |
子どもの発達は十人十色。
大切なのは「今その子が一番ワクワクするブロック」を選んであげることです。
次の章では、ブロックを使って“算数脳”や“プログラミング的思考”を育てる応用方法を紹介します。
ブロック遊びで育つ!算数脳・論理力・プログラミング的思考の伸ばし方
ブロック遊びは、幼児期の“学びの原点”といわれます。
実は、ブロックを通して育つ力の多くは、のちの算数・理科・プログラミングの基礎になるものばかりです。
ここでは、遊びを通してどんな力がどのように伸びていくのかを具体的に見ていきましょう。
① 図形感覚と算数脳の育ち方
ブロックは、図形を「見て・触って・組み合わせる」唯一の教材です。
立方体や三角形を手で操作することで、自然に図形の性質や空間のイメージを理解します。
| 年齢 | 遊び方 | 育つ算数力 |
|---|---|---|
| 2〜3歳 | 積む・並べる | 大小・長短・左右・上下の概念 |
| 4〜5歳 | 形を作る・つなげる | 形状認識・対称性・構成理解 |
| 6歳〜 | 立体を組む・構造を考える | 展開図・立体構造・体積・角度感覚 |
たとえば、磁石ブロックで立方体を作るとき、子どもは「6枚の正方形をどう組めば立体になるか」を自然に考えます。
これはまさに“算数の図形問題”を体で理解している状態なんです。
② 試行錯誤が生む「論理力」と「問題解決力」
ブロックは「思った通りにいかない」ことが多い遊びです。
だからこそ、子どもは何度も崩してやり直しながら、自分なりの仮説を立てて検証します。
- 「どうすれば倒れないタワーになるか」
- 「こっちのパーツを使えば、もっと高くできるか」
- 「穴を空けたらボールが通るかな」
この「考えて→試して→直す」過程が、まさに論理的思考の基礎。
学問でいえば理科の実験、社会でいえば計画と検証にあたります。
“倒れてもOK”を繰り返せる環境が、子どもの思考力を最大限に伸ばす。
親はつい手伝いたくなりますが、あえて見守るのがポイントです。
③ プログラミング的思考を育てるブロック遊び
ブロック遊びは、まさにプログラミングの原点。
「順番」「パターン」「再現性」を意識して遊ぶことで、自然に“プログラミング的思考”が身につきます。
たとえば――
- 「赤→青→黄→赤→青→黄」と色パターンを繰り返す(ループ構造)
- 「橋を作って→坂をつけて→車を走らせる」(フロー構造)
- 「Aの形を作る→同じ形をもう一つ作る」(再利用・モジュール化)
これらはすべて、将来のプログラミング学習で必要な“思考の土台”になります。
| 遊びの内容 | プログラミング的要素 |
|---|---|
| ブロックを同じ順で組む | 順次処理(シーケンス) |
| 同じ形を繰り返す | 繰り返し(ループ) |
| うまく動く構造を見つける | 条件分岐・試行錯誤 |
ブロックで「考える順番」を遊びながら体得することが、将来のSTEM教育に直結するのです。
④ 「一緒に考える」ことで学びが倍増
親子でのブロック遊びは、単なる見守りではなく“対話”が鍵です。
たとえば、次のような声かけを意識してみましょう。
- 「どうして倒れちゃったと思う?」
- 「こっちの形だとどうなるかな?」
- 「前と同じ形、もう一回作ってみようか」
このような会話を重ねることで、「言語化する力」と「思考の整理力」も育っていきます。
ブロックは“考えを形にする”ための最高のツール。
親が“教える”のではなく、“一緒に考える”スタンスが知育を最大化します。
次の章では、これまでの内容を総まとめし、親子でブロックを楽しむコツをお伝えします。
まとめ|ブロック選びに「正解」はない。親子で一緒に“考える時間”こそが知育の答え
ここまで、年齢別のおすすめブロックや遊び方の工夫を紹介してきました。
でも、最も大切なのは「どのブロックを買うか」ではなく、どんな時間を一緒に過ごすかということです。
① ブロック選びに“唯一の正解”はない
子どもの興味は、月齢や性格によって全く違います。
積み木が好きな子もいれば、動く仕組みに惹かれる子もいます。
だからこそ、「正しいブロック」ではなく「その子が夢中になれるブロック」を選ぶことが一番の正解なんです。
親の「こう遊んでほしい」を少し手放すと、思いがけない才能が見えてくることもあります。
② 成長に合わせて“組み合わせていく”のがベスト
ひとつのブロックにこだわらず、成長段階に合わせて少しずつ種類を増やすのがおすすめです。
| 年齢 | おすすめ構成 |
|---|---|
| 0〜2歳 | 布・木製・ソフトブロックなど安全素材中心 |
| 3〜5歳 | ニューブロック+磁石ブロックで発想を拡張 |
| 6歳〜小学生 | LaQ・レゴテクニックなど論理構造系へ |
異なるタイプを組み合わせることで、「積む」「組む」「くっつける」といった感覚がバランスよく育ちます。
つまり、ブロックは“進化型のおもちゃ”なんです。
③ 親子で「考える時間」を共有しよう
ブロック遊びの本質は、作品づくりではなく「過程」にあります。
どうしたらうまくいくかを一緒に考え、崩れても笑い合う時間こそが、子どもの心と脳を成長させます。
ブロックは、“完成品”ではなく“成長の物語”を作る道具。
その物語を親子で共有することが、最高の知育体験です。
おもちゃとして見れば数千円のブロック。
でも、親子で笑いながら学ぶ時間に変われば、その価値は無限大です。
④ これからブロックを始める方へ
もし「どれを買えばいいかわからない」と迷ったら、まずは一つ、手にとってみてください。
子どもが興味を示さなければ別のタイプに替えればOK。
ブロック遊びは競争ではなく、“寄り添いながら見つける”知育です。
正解はひとつじゃない。
ブロックは、親子の数だけ“遊び方の答え”があるおもちゃです。

